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議会レポート

「桜を見る会」、「引揚げ港博多」、「ブラック校則」について高島市長を追及

日本共産党の山口湧人市議は2019年12月11日の定例市議会で「桜を見る会」「引揚げ港博多」「ブラック校則」について質問しました。

山口議員は最初に高島市長が5年連続で参加した「桜を見る会」について、市長にどのような功績・功労があったと考えるかと質しました。

高島市長は「内閣府がとりまとめており、私は招待された側であり全容は把握していない」と述べました。

次に税金が使われている同会を私物化したのではないか、安倍晋三後援会主催の「前夜祭」に公職選挙法違反や政治金規正法違反の疑いがあることや、反社会勢力が招待されていたことに対する認識について質しました。

高島市長は「国において適切に対応するものと認識している」と回答しました。

また高島市長は「前夜祭」に会費5,000円を自費で払って参加し正式な招待はなく会費を払えば出席できることを明らかにしました。その上で、金額について「5,000円は適切」と述べました。

次に「引揚げ港博多」について。山口議員は平和資料館の建設を強く求めましたが市長は応じませんでした。

また広島市の被爆体験の継承事業などに学んで引揚げの体験を本人に代わって若い世代に語り継ぐ「伝承者」の育成についても要求しましたが市長は応じませんでした。

最後に「ブラック校則」について質問。

山口議員は市立中学校で行われている下着検査など人権侵害となる「ブラック校則」を一掃するように求めました。これに対し教育長は下着検査の事実を否定したうえで「校則は教育の目的を達成するため社会通念上必要かつ合理的な範囲で校長の権限で決めているもので人権侵害にはあたらない」と述べました。